Analysis

​経営分析

Case

t検定

おしゃれ図面

販売図面(マイソク)をデザイン性が高い販売図面に変更したところ「案内数が増加」しました。

この増加はデザイン図面の効果でしょうか?それとも偶然なのでしょうか?

1. 変更前(ビフォアー)の案内件数を用意します

不動産経営戦略

表には「案内件数」以外にも

「販売期間」を設けています。

物件ごとに預かっている期間が違うので「案内件数/販売期間」で物件ごとの1日に対する案内件数を算出しさらにそれを100倍して「問い合わせ力」という項目をつくりました。

6物件が0であることが分かります。

2. 変更後(アフター)の案内件数を用意します

不動産経営戦略

変更後も同様の項目を設けています。

「問い合わせ力」を見てみると0件が「6物件→3物件」と減少しました。

 

また、最大で7.58だった問い合わせ力が20.00や14.29など倍以上の変化が見られました。

でも、不動産の問い合わせって波がありますよね。メディアの広告が始まると急増することがありますし、天気が良かったりすると案内数も伸びることもあります。

今回の案内数増加は本当にデザイン図面の効果なのでしょうか?

​検証してみましょう。

3. 「スチューデントのt検定」を用いて効果を測定する

不動産経営戦略

「スチューデントのt検定」を用いて偶然か?偶然ではないか?を調べてみます。

​t検定を端的に説明すると「アフターの増加数はビフォアーの数値を基準としたときにあり得る数値か否か」を検証するものです。

今回は「t検定量が1.796を超えれば95%以上偶然ではないということが分かります。​

​結果は1.931(1.983)なので偶然ではない可能性が高く、デザイン図面には効果があったと考えられます。

おしゃれ図面

新しい施策【デザイン図面】には効果があったみたいです!

​継続して他者との差別化を図ることが可能なようです!

4. 1-3をまとめる(完成)

不動産経営戦略

効果が目に見えると発案者や管理者はもちろん、実行者も自信を持って取り組むことができます。

また、効果が目に見えるので新しい試みを挑戦しやすい環境がつくれます。副次的に職場が活性化することも予想されます。

t検定はサンプル数が少なくても扱えるので「ウェブサイト更新」「提案内容の変更」「セミナー内容の変更」など様々な事例で​活用してみてください!